AIE(エンタープライズ・リソース・プランニング)

エンタープライズ・
リソース・プランニングADVANCED INTELLIGENCE ENTERPRISE

SAPやMicrosoft Dynamics 365等の導入コンサルティングから
運用支援までを行います。

事業概要

独自のベストショアモデルにより
高品質かつ低廉なコストでサービスを提供

私たちのチームは、もともとSAPのソリューションビジネスを中心に事業を行っていましたが、2022年度よりMicrosoft Dynamics 365が追加され、現在はこれらのアプリケーションにかかわる業務を両軸にビジネスを展開しています。Microsoft Dynamics 365を加えた理由は、昨今、非常に重要なキーワードとなっており、私たちのチーム名にも含まれている「インテリジェンスエンタープライズ」が要因に挙げられます。データをどのように利活用していくのかは、私たちだけでなくお客様にとっても重要性を増しており、そのデジタルプラットフォームがSAPのERPとなります。しかし、グローバルな視点で見た場合、Microsoft Dynamics 365も非常に高いポジションを占めていることから、これを導入するに至っています。グローバルAMSのサービスとしては、日本人プロフェッショナル+ベトナム人ブリッジSE+ベトナムオフショアというFPT独自のベストショアモデルにより、高品質かつ低廉なコストでSAPのAMSを提供していきます。また、コンサルティングの中核をなしているのが、SAPの保守サポート期限が終了することで企業が直面している、SAP2025年問題にともなうマイグレーションサービスで、Microsoft Dynamics 365に関しては新規の導入プロジェクトを中心に展開しています。

事業紹介資料

サービスマップ

LEADER’S
VOICE
豊富な経験と柔軟な思考で、
お客様のご要望に120%応える

AIEチーム マネージングディレクター
遠藤 章浩

電設資材商社の営業を約3年経験し、IT未経験でクレスコ・イー・ソリューションへ入社。入社後は、保守運用、企業統合におけるシステム統合、サーバーリプレイスにおけるシステム再構築、アップグレード、新規導入のSAPプロジェクトにコンサルタント、プロジェクトマネージャーとして従事。また、新規事業として、デザインシンキングを用いたビジネス開発および推進を行い、新たな事業領域を獲得するとともに、ブランディングに成功。ラインマネジメントとして、コンサルティング部門のグループマネージャー、部長、本部長、取締役、営業部門の部長を歴任。経験業界は、運輸、公益法人、石油、事務機器製造、公社、化学。得意領域は、新規事業開発、組織計画、組織組成。FPTコンサルティングジャパン入社後は、SAP、Microsoft Dynamics 365のコンサルティングビジネス推進、FPTグループアジア地域のSAP、Microsoft Dynamics 365ビジネス推進および関連する組織計画、組織組成、人材育成、採用に携わる。

シニアとジュニアが融合することで
経験と活気にあふれたチームを組織

私たちのチームは2023年の段階で約100名のメンバーが在籍していますが、その割合はシニアのメンバーが20%、ジュニアが80%です。シニアのメンバーたちの特長は、この業界において20年以上ビジネスにかかわってきた私と同じように、SAPやMicrosoft Dynamics 365に関する豊富な経験を有している点です。一方、ジュニアのメンバーたちはIT業務の経験はまだ浅く、イチからSAPやMicrosoft Dynamics 365について学びながら活動していますが、若さが生み出す活気にあふれています。時に若さは組織のウィークポイントになる場合もありますが、新しいビジネスがつくられるとき、スムーズにことが運ぶことは極めてまれです。その際に重要となるのは失敗を恐れずチャレンジする姿勢ですが、ジュニアのメンバーの優れているのはその点で、改善をくり返すことでチームがより強くなっていくために彼らのアビリティーは欠かせません。

このようにそれぞれ特長が異なるメンバーが融合することにより、経験と活気をあわせもった組織としてビジネスを展開しています。現在、コンサルティング業務の中核をなしているのがSAP2025年問題への対応です。これをどう改善し、解決していくかについて、私たちはマイグレーションサービスをつくっていますが、やはり課題となっているのはリソースです。私たちのチームでもリソースのさらなる拡充が今後の成長戦略の重要なカギになると考えており、すでにシニアのメンバーがジュニアのメンバーの育成に積極的に取り組むことで一定の成果を挙げています。

SAP2025年問題に関していうと、現在では期限が2年延長されたことを受け、SAP2027年問題へと移行していますが、この2年間をどう有意義に使うのかも課題といえます。私たちはこの時間を有効に活用することで、リソースをどれだけ潤沢に確保していけるのか。この一点に的をしぼりつつ、ジュニアはストレッチを続けることでさまざまなスキルアンマッチを解消し、シニアはプロジェクトの進行と同時にジュニアを育成するという、プラスアルファの業務を体験していく。将来、チームが大きく成長していくためにそうしたチャレンジを日々続けながら、基本的には2027年までにお客様が困ることがないように、新しいバージョンへのマイグレーションを着実に行っていくことが、私たちの使命だと考えています。

FPTのテクノロジーを活用することにより
ワンストップで安心のサポートを提供

また、FPTグループ全体から見た私たちのチームの強みという点でいうと、やはりFPTがテクノロジーの企業であることは大きなアドバンテージといえます。多くのコンサルティングファームの場合、ある程度のコンサルティングを行った段階で業務が終了、もしくは他のテクノロジーに強い企業に業務を引き継ぐことが一般的です。その点、私たちFPTコンサルティングジャパン(FCJ)は、コンサルティングファームを名乗っている通り、その業務はコンサルティングに特化してはいますが、企業の母体であるFPTのテクノロジーを活用することであらゆる案件をワンストップで解決できます。コンサルティングを担当した私たちの考えを理解したテクノロジーのメンバーが業務を引き継ぎ、一貫した考えのもとでお客様のご要望に応えていけるのは、他社にはない大きな強みといえるのではないでしょうか。

そして、社員たちが仕事に向ける熱量という点も、FPTの魅力だと私は感じています。私自身、40代を迎えて自分の将来を考えたとき、このまま終わっていいのだろうかという迷いのなかにいましたが、FCJの社員たちの仕事へ向ける熱量を知ったことで、もう一度チャレンジしようと気持ちが奮い立ち、転職を決意しました。企業の成長という点でも驚かされました。多くの企業では5パーセント、10パーセントと考えるのが一般的といえますが、FPTの場合、ビッグチャンスの機運を感じたときには200パーセントにしていこうと考えます。考えるだけでなく、それを実現するためには何をすればいいのか、どういった条件や環境が整えばできるのか、達成を前提としながら戦略を立て、それを実践していくことで「NO」をなくしていく文化が根づいているのも、日本の企業には見られない魅力といえます。

こうした社風に魅力を感じ、私同様、FCJを新たな活躍の場に選んだシニアの人材は少なくありません。彼らの多くは、人を育てたい、自分が今までやってきたことを次の世代に残したいという強い思いをもっており、それがジュニアのメンバーの成長につながるという好循環も生まれています。私たちAIEチームでは、こうした形でもシニアとジュニアのメンバーの融合が進んでおり、お互いの経験を共有しながら一緒に成長していくことで、今後もお客様により良いビジネスを届けていきたいと考えています。