BX(ビジネストランスフォーメーション)

事業・業務・IT変革BUSINESS TRANSFORMATION

お客様とともに課題形成するフェーズから参画し、
新たな事業創出や業務改革のコンサルティングを行います。

事業概要

お客様のビジネス目標達成に重点を置き、提案から実行まで一貫して支援

FPTコンサルティングジャパン(FCJ)が手掛けるコンサルティング案件において、BX(ビジネストランスフォーメーション)チームは、お客様の課題の中でも最も上流部分のプロセスを担うチームです。お客様が抱えている真の課題を探し出し、今後の経営戦略や事業戦略、また業務改善などの経営課題に対する提案を行います。ただし、FCJのBXチームは構想/企画のみならず実行の部分まで一貫して責任を持ちます。ベトナムFPTのリソースを用いて、ICT開発とその保守運用におけるコンサルティングまでを提供します。ありとあらゆる課題を見つけ出し、どの部分をICTによって解決できるか、あるいは別の方法で課題解決していくのかなどを詳細に検討、提案することが求められ、チームとしてのカバレッジは広く、多岐に渡る専門性が大きな強みとなっています。

事業紹介資料

経営、事業、業務における真の課題を捉え、変革を提案
コンサルティングプロセス(データ活用 構想企画事例)

LEADER’S
VOICE
プロジェクト全体の最上流部分を担う
コンサルティングのエキスパート集団

BXチーム マネージングディレクター
川上 剛寛

日本電気(NEC)入社後、営業、SEを経て、コンサルティング部門に異動。J-SOX、ERP、会計PKGの導入コンサルに16年間従事。その後、デロイトトーマツコンサルティング(DTC)にて経営管理、業務改革プロジェクト等を行う。現在は、FPTコンサルティングジャパンにてBX(Business Transformation)チーム立ち上げに従事。専門領域は、Finance領域全般、組織設計、業務改革(BPR、システム導入等)、業務知識は、経営管理プロセス全般(計画、予算、実行、評価)、一般的な業務プロセス全般(販売領域から会計クロージングまで)、IT知識は、DXを活用した業務改革(RPA、AI-OCR、チャットボットなど)、SAP等のERP含むシステム導入における要件定義から設計、テスト、運用・保守。

コンサルティングスキルを徹底的に磨き上げ、
見えない課題を浮き彫りに

BXチームはコンサルティングの入り口を担う集団ですから、接するお客様の業種は実に多様、幅広いのが特徴です。例えばチーム内で今、最も大きなプロジェクトが、会計システムのリプレース案件。私自身の専門領域がファイナンス、SAP導入、会計パッケージなどということもあって、私を筆頭にBXチームの半数程度が関わるプロジェクトとなっています。お客様の業務変革をスタートとして上流システム開発工程を経て、FPTソフトウェアジャパンやオフショアチームと連携して開発を実施した上で、最終的にはシステムリリース、保守・運用へと繋げていく約3年計画の案件です。別のプロジェクトとしてはある企業の人事制度をゼロから構築し、システム開発に繋げていく案件。さらに別のプロジェクトでは、企業が取得したデータをどのように活用すればいいのか分からないというお客様の課題認識から、データ活用の可能性を探り、DXを推進するといった案件。このようにBXチームの守備範囲はとても広いです。

私たちBXチームでは、お客様のプロジェクトの上流で全体の方向性を決めていくことが求められています。ゆえに、個々のメンバーに求められるのは何と言っても、考えて、考えて、考え抜くこと、根源的な問題を見極めるために深く潜るということです。お客様にヒアリングを行う際、つい耳にした言葉や表層に見える課題に囚われがちです。でもそこから思考を巡らせていくのが重要で、状況をあらためてリサーチ、分析し、ロジカルシンキングで課題を絞り込み、そこであぶり出された課題をさらに検証し、その企業の背景に存在する課題の真因を探っていく。ここまで思考を重ねに重ねたあげく、課題を特定し、これに対しソリューションの手法を示唆していくことになります。中でも、私たちコンサルタントが最も大切にしなければならない部分が「考える」というプロセスだと考えています。お客様の立場に立って、ゼロベースでメリットやデメリットを考え、さらに複眼的思考を重ねて真因に迫っていく。目の前にある課題に対して、常に深く、深く、潜っていくような意識。お客様が考えきれていない部分、思いも寄らない死角などにも到達できるよう何度でも自分の思考自体を疑い、周囲に見えているものさえ疑い、検証を重ねていく姿勢です。それだけの執着心を持ってプロジェクトと対峙できるかが何より大切で、BXチームのメンバーにはこうした意識が定着しているのです。

FPTコンサルティングジャパンの魅力は
スピード、テクノロジー、行動力

BXチームは常に未来を見据えたコンサルティングを行います。たとえば今、注目されているプログラミング言語「Python」の技術を突き詰め続けるだけではBXチームのコンサルタントとして不十分。なぜなら10年後、Pythonに取って代わる言語がきっと登場しているからです。あるいは言語そのものの概念さえ変わっているかもしれません。ゆえに社会の様々な現象、とりわけ現状トレンドとなっているIT関連の知識は当然、身に付けておきますが、さらに未来を見据えてキーワードとなり得るようなテーマを探すことをチームのメンバーは皆、意識しています。こうした前提でBXチームは日々、技術や知識の向上に努めています。

今後、BXチームの近未来についてはいくつか考えていることがあります。ひとつは、ファイナンス、人事、IT戦略といった領域において知識や経験を有する管理職メンバーをさらに増やし、コンサルティングの幅を拡張させていくこと。ふたつ目は、新たな領域の立ち上げで一例で言うとM&Aに関わるビジネスにBXチームとして関わっていくということです。激変するビジネス環境の中、今後、ますます各業界で企業同士の再編が活発化していくでしょう。そのような時流の中で発生するM&Aのニーズにしっかり対応していくことが肝要と考えています。システム統合や組織替えなどいくつものことが一気に発生するM&Aにおいてお客様の課題を解決し、社会及び経済界に寄与したいと考えているからです。そして三つ目がERPやCPM関連のビジネスを拡張させること。これからの時代、ヒトやモノ、カネの情報を一元管理し、可視化するパッケージの役割はますます重要になっていくでしょう。パッケージによって現在の課題を解決できる企業はまだまだ多いはずです。BXチームには既に複数のパッケージに精通するメンバーが一定程度おり、お客様に対して強力な支援ができる状態です。今後はさらにパッケージ関連の業務知識に精通するメンバーを増やし、ERPだけでなく今後のスタンダートになる可能性があるパッケージにおけるシステム構築なども視野に入れながらお客様の期待に応えていきたいと考えています。

私がFPTコンサルティングジャパン(FCJ)で働きながら感じるベトナムらしさ、ベトナム人気質はスピーディに決断するという部分でしょう。意思決定までに掛かる時間がとても早いので新しいことに挑戦しやすく、すべての物事はスピーディに進行していきます。目まぐるしく変化するグローバルなビジネス環境において、FCJのこうした特徴は会社全体の大きな強みになっていると感じています。
グローバルなビジネスにおいてオールFPTの数万人を超えるITリソースを活用しながら顧客のDX実現に上流から下流の最後までやり遂げたいといった気概を持たれている方の参画を心からお待ちしております。