INTERVIEW中堅社員インタビュー

Next Leader

会社も自分も、
成長期ど真ん中

大手ではありえない大抜擢に感じる、
責任とやりがい

M・YBXチーム ディレクター

1989年生まれ。新卒で大手SIerに入社。会計システムの要件定義からシステム開発、保守運用の一連の流れを学ぶ。2015年、日系大手コンサルティング会社に転職。BRP(業務改革)からシステム導入まで、業務改善コンサルに従事。2017年、外資系コンサルティング会社に転職。大手電力会社の販売部門BRPおよびRPA導入、決算早期化プロジェクトなどのDXを支援。2023年、FPTコンサルティングジャパンに入社。現在はBXチームで、シニアマネージャーを務める。

急成長するベトナムの勢いがFCJにはある

私はこれまで、コンサルタントとして、さまざまな企業のDX、業務改善のためのシステム導入などのプロジェクトに深く関わってきました。そのなかで、大手のコンサル企業というのは要件定義・設計業務が中心であり、開発や保守運用といったEnd to End全体を見届けることができず、どこか消化不良な部分がありました。しかしFPTコンサルティングジャパン(FCJ)では、提案から開発、保守運用までEnd to Endで携わることができます。そこに大きな魅力を感じました。

FCJは、ベトナム最大のIT企業であるFPTグループのコンサルティングファームです。現地に3万人規模のエンジニアリソースを抱えており、彼らと連携しながら、日本企業のDXを推進することが私たちのミッションです。業務では、ベトナムのエンジニアと関わる機会も多いのですが、彼らの熱量、成長への意欲の高さには、非常に驚かされます。昨日できなかったことを、今日はやってみせる。そうした気概が常に伝わってきますし、私自身、大きな刺激になっています。

昨今、ベトナムの経済は急成長を遂げており、その勢いがFPTグループ全体にも伝播しているような印象を受けます。実際、ベトナムを訪れると、至るところに「FPT」の看板があり、小売店や薬局まで幅広い産業をリードし1つの大きな経済圏を作り出しております。そこではITやDXを利用し多様なトライアルが行われております。例えば、スマホから処方箋を登録すると薬ひとつから自宅までデリバリーしてくれるシステムなどもすでに実装されています。こうした、日本ではまだデジタル化ができていない領域を先行している部分も多くあり、日本のDXに活用できる可能性は、大いにあると考えています。

大手企業ではありえない大抜擢。責任以上のやりがいに包まれている

FPTグループには、トライ&エラーの精神があり、「失敗は成功の過程」と捉えてチャレンジを推奨する文化があります。それはFCJも同様です。私が現在、関わっているプロジェクトは40億円と大規模であり、参画しているメンバーも様々な会社・部署に所属しており、大所帯となっております。35歳の私がそのPMを担当しているのも、そういった企業風土があってこそだと思います。責任の重さも感じていますが、だからこそやりがいも大きく、日々成長を感じながら過ごしています。FCJは社員同士の関係もフランクで、困ったときは上司・同僚がサポートしてくれるので、不安なくPMとして仕事と向き合うことができています。

また、同規模のプロジェクトをオフショア開発で実現しているため、さまざまな立場で関わる人も増え、誰に、何を、どう話すかという「対話スキル」も鍛えられました。相手がクライアントの経営層なら、最も気にされる品質・コスト・デリバリを要約していかに簡潔に話すかを気にします。ただし現地開発メンバーと対話する際には、今まで培った知見を活かし、専門的なメンバーと個別具体的な話を相手が納得して進めるようになるまで何度も話し合うようにしております。そのためコンサルタントとしてクライアントに対峙しつつ、開発PMとして開発知見を活かして開発チームを率いると稀有な経験をさせていただいております。

今後としては以下2点を推進していきたいと考えております。弊社には成長意欲が高い方は非常にあっていると考えます。ぜひ私たちとともに、日本企業のDX推進を実施いただける方と共に働けることを心より楽しみにしております。

1. FPTグループは、データ分析やAI研究に、莫大な投資をしています。そのアセットを活用し、KKD(勘・経験・度胸)に頼らないデータドリブン経営を推進します。

2. FPTもまだまだ発展途上の会社です。そのためE2E全体を提案・実行できるよう現地メンバーの教育/体制構築及びプロジェクトマネジメントアセットの拡充をします。

ベトナムらしい企業風土は、
自由で刺激的

Y・SDXチーム マネージャー

大学院を卒業後、外資系大手コンサルティングファームに入社。ビジネスコンサルティングチームに所属し、幅広い業務を経験する。2024年、FPTコンサルティングジャパンに入社。現在はDXチームのマネージャーとして、企業のDXの提案、IT戦略策定、プロジェクトマネジメント業務に従事。

プライベートがない生活に覚えた危機感

前職では、関わるプロジェクトによっては非常にタフな労働が続くこともありました。そのような生活をしているなかで、「もう少し健康的な生活を心がけなければ」と意識するようになり、転職を考えはじめました。FPTコンサルティングジャパン(FCJ)を知ったきっかけは、前職の同期が私よりも先にFCJに入社しており、紹介されたことでした。

FCJの強みは、ベトナムに豊富なエンジニアリソースを抱えているところにあります。しかし前職では、オフショア開発というと中国やインドが多く、ベトナムについてはまったく知りませんでした。ベトナムという国が急成長を遂げていることも、FCJの母体が大手IT企業であることも、ベトナムの方が親切でエネルギッシュな国民性であり日本と非常に良い相性であることも、すべて同期から聞き、初めて知りました。そのなかで、FCJの労働環境や将来性に惹かれ、転職を決意しました。

現在はDXチームで、大手企業の老朽した基幹システム刷新(モダナイゼーション)のプロジェクトマネジメントや、IT戦略の企画構想を担当しながら、企業への提案も行っています。FCJの国内実績は、大手のファームと比較すると、まだこれからな部分もあり、いわゆる“昔からの関係性”で取れる仕事は多くありません。だからこそ、緊張感もありますが刺激的でもあります。

オンオフを切り替え、マインドもポジティブに

日本の外資系企業は、中に入ると“日本的”であることが多くあります。そのなかでFCJの中はベトナムの空気感で満ちており、フレンドリーでエネルギッシュな良い空間が広がっています。社員同士は役職を問わず、気さくに会話していますし、社長にもチャットで連絡を取り、気軽に提案できるような環境があることは大変驚きました。

いちばんの収穫は、インプットの時間が多く確保できるようになったことです。前職ではプロジェクトやマネジメント業務中心の生活となってしまい、新たな知識を得るための余裕の確保に苦労していました。しかし、現在は業務後に時間的・体力的な余裕ができるように、新たな知識を吸収することができています。インプットしながらアウトプットできる日々は、非常に充実感がありますし、喜びに包まれています。それともうひとつ。マインドもポジティブになりました。以前はプライベートの時間も、頭のどこかで常に仕事のことを考えていました。FCJ入社後に出張でベトナムを訪れた際、ベトナムの方に元気の源を聞いたところ、仕事とプライベートを切り離し、働くときは思いっきり働き、ストレスは家に持ち帰らずに休むときはしっかり休む、と言われました。私もその流儀を意識するようにしたところ、心身の健康を実感するようになりました。

ベトナムは共働きが当たり前の国ということもあり、FCJには、男性だから、女性だからかという区別はありません。個人として、どうしたいかが問われます。だから成長したい人は、いくらでも成長できます。出社、リモートも自由で、子育て中の女性も上手に仕事と育児を両立しています。

コンサル福岡拠点をゼロから立ち上げ
毎日がエキサイティングで充実

川野 陽介BX KSXチーム ディレクター

1989年大分県生まれ。大学進学を機に福岡県に移住。大学では環境農学を専攻し、LEDによる植物プランクトンの光合成反応を利用した水質改善に関する研究に邁進。大学院卒業後は、大手監査法人系コンサルティングファームに入社。インフラ企業や官公庁、自治体に対する全社・事業戦略策定、組織再編、業務改革、サステナビリティ対応に従事。2023年9月にFPTコンサルティングジャパン入社。福岡拠点の立ち上げリードを任され、顧客開拓・提案活動から獲得案件のPM、人材採用、組織管理・方針立てまで、幅広く担当。プライベートでは、2人の男の子(2歳と0歳)の父でもある。

大手コンサルから転職し、学びと発見を繰り返す日々

前職は、大手監査法人系コンサルティングファームに所属しており、主に九州や中・四国エリアのプロジェクトを担当していました。現在も福岡県に住んでいるのですが、2023年に元上司から面白い機会があると声をかけてもらい、FPTコンサルティングジャパン(FCJ)に転職しました。私のミッションはFCJの福岡拠点立ち上げ。当時、私の心の中には「新しいチャレンジをしたい」という思いがあり、ゼロイチを作り出すこのミッションにやりがいを感じました。

当然、スタート時は売上もゼロ。お客様もいません。メンバーは私と、もうひとりだけ。転職してから今日までの日々は、ずっとエキサイティングで、飽きたことがありません。お会いしたことのない企業への挨拶回りからスタートし、提案を繰り返すなか徐々に仕事が取れるようになってきましたが、決して平坦な道ではありませんでした。しかし、FPTグループであるFCJには、ベトナムに3万人規模のエンジニアリソースを抱えるという、大きな強みがあります。これにより、他社にはできない、提案から開発・運用保守までカバーするEnd to Endのサービスと、そのコストパフォーマンスのよさや動員力を伝えることで、お客様に興味を持っていただけるようになりました。

私が初めて受注した仕事は、売上高数兆円規模の企業の案件。コンペで勝ち取った案件でした。関係者も多く、全員が決して前向きという状況ではない中だったので、非常にタフな案件でしたが、お客様のことを思い続け、“真のパートナーシップとは何か”と自問自答し、お客様が本質的に対応を図るべき点に踏み込んだ提案を実施しました。最終的にそれを受け入れてもらえたことは、非常にうれしかったですが、それ以上に改めてコンサルの価値についても考えさせられた出来事でした。

現在は顧客開拓・営業活動、提案、プロジェクトのPM、採用活動、組織方針・計画立案まで含め、全体に関わるプレイングマネージャー的な動きをしています。FPTグループはベトナムでは超大手IT企業ですが、日本、特に地方での知名度はまだまだです。そのなかで、まずは知ってもらうことから始まる営業活動は、前職で経験できなかったこと。毎回、学びと発見がありますし、案件を獲得できたときの喜びもひとしおです。

柔軟な働き方によって、仕事と家庭を両立

私には、妻と2人の子どもがいます。子どもはまだ小さく、面倒を見るために、夕方には一度、家に帰るようにしています。その後はリモートワークでさまざまな業務に対応。出社・リモートは自由なので、仕事と家庭を自身で調整できるのは助かっていますし、メンバーもそのような働き方をしています。

FCJは日本ではベンチャーですが、親会社はグローバルで見ると大手という非常に面白いポジションの会社です。日本企業は現在、業種を問わず、DXに取り組んでいます。そこにEnd to Endで関われ、お悩みを解決できる。さらに会社は毎年50%以上の成長を遂げている。そんな場所に身を置ける経験は、なかなかできません。私は、これまで培ってきた経験をもとに、FCJの中でも上流領域を中心に提案やデリバリーを行っており、その領域の実績・ケイパビリティを拡大しようと現在も動いています。自分がやりたいと思えば、何でもトライできる会社です。それがこの会社の成長につながっているのだと思いますし、自分のワクワク感に繋がっているのだと感じます。私はいま、チャレンジをおそれず、この会社に飛び込んでよかったと、心からそう思えています。