BPO(業務プロセス運用)

業務プロセス運用BUSINESS PROCESS OUTSOURCING

お客様の業務プロセス改善のコンサルティングを行い、
自動化・効率化を図りながら、お客様の業務プロセスを運用します。

事業概要

日本のコンサルタントとベトナムのオペレーターが
シームレスに連携し、サービスを提供

BPOチームが担うのは、お客様の業務そのものです。ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)の名の通り、お客様のご要望に応じ、お客様の業務をBPOチーム経由で請け負います。請け負う業務は、データの入力や加工・集計、AIによる需要予測や売上予測、バックオフィスにおける経理や人事、総務、購買などの業務支援、ヘルプデスクやCG・メタバース制作など、非常に多岐に渡ります。こうした業務はFPTグループのIT技術とグローバルネットワークを活かして効率的にこなしていきます。主に実務を担うのはベトナムでスタンバイしている約2,000名のオペレーターたち。お客様の経営課題に対して、私たちBPOチームのコンサルタントが人・組織・業務プロセスの視点から改善をご提案し、業務にマッチする人材をベトナムで稼働する優秀な人材からアサインします。お客様から業務を引き継いだ後、業務を運用しながら平行して自動化や効率化の提案を行います。日本語が堪能なベトナム人スタッフと、私たちBPOチームが一丸となり、お客様に業務運用サービスを提供します。

事業紹介資料

Business Process Managed Service オファリング

LEADER’S
VOICE
お客様の人・組織・業務プロセスの
課題を解決する手法のひとつとして、
BPOサービスの活用をご提案し、実行する

BPOチーム マネージングディレクター
荒川 英司

1993年、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。会計システムやサプライチェーンシステム等の設計・構築、ECビジネスの立上、本社組織構造改革、PMI(企業統合支援)、シェアドサービスの設計・立上など、数多くのコンサルティングを手掛ける。2008年以降13年間以上に渡り、業界を跨いでお客様のBPOの企画や効果診断、詳細業務調査、移行、運用に至る全てのフェーズを担当。2021年10月、FPTコンサルティングジャパンに入社。

FPTの強力なITケイパビリティと、
ベトナム現地の豊富な日本語人材を活かし、お客様に貢献

BPOは以前から多くの企業が手掛けてきていますが、特に人件費を抑えるためのサービス拠点として活用されてきたのは主に中国でした。ところが近年、中国の人件費が大幅に上昇したことに加え、台湾問題や西側諸国との軋轢、コロナによる突然のロックダウンなどから、中国を敬遠する動きが顕著になってきています。そこで注目を浴びているのがベトナムです。日本企業がBPOの請負先を選定する際、日本語を扱える人材の充実は大きなアドバンテージとなり、その点、漢字文化である中国には利点がありました。一方でフィリピン、インドネシア、ベトナムなどの東南アジア諸国には日本語を扱う人材が非常に少ないのが現状です。こうした状況の中、2007年、FPTコンサルティングジャパン(FCJ)の母体となるFPTは、ベトナム・ハノイにFPT大学を発足させました。この大学が目指すのは日本向けを含む即戦力技術者を輩出することです。ここで日本語を学習した学生が毎年、100~200人卒業し、FPTを支える技術者となっていきます。つまり、日本語が堪能なベトナムの優秀な人材を常に大量に抱えられるシステムが、FPTグループの大きな強みというわけです。また、FPTはIT関連業務を軸とした企業体ですので、お客様の業務をRPAやAIを始めとした先端技術を活用しながら自動化、効率化していくことが可能です。業務効率化を目指すお客様が、ベトナムを利用することで人件費を低減し、さらに、FPTグループのノウハウによって効率化を図ることができます。

仕事の流れは、まずお客様のお困りごとや目指す方向性を確認するところからスタートします。それに対してBPOを活用することが有効であると判断すれば、こうした業務をベトナムへ移管することを提案していきます。どういった業務がベトナムで運用できるかを調査・評価し、その結果マンパワーやコストがどれだけ削減できるか、などをしっかり整理した上で、その内容をまとめてご提案。実現までの流れをつくっていきます。その後、ベトナムで実際に業務を引き受けるチームを構築。選ばれたベトナムのメンバーの中から数名は日本のお客様のもとでこれから行う業務内容を学び、トライアル運用を経た上でご提案した業務の運用を開始します。

BPOチームの強みは
情報整理力と提案力、そしてリレーションを構築する力

日本国内ではまだ、FPTがBPOサービスを提供していることが広く知られていませんが、そうした中でも昨年から急激にベトナムでのBPOに対するお問い合わせが増えてきたのも事実です。日本における人材不足や、中国の人件費上昇や政情不安を受け、あらたなBPOの請け先を探している企業がどんどん増えています。ベトナム発のグローバルIT企業であることのメリットをアピールし、これまで以上に多くのお客様を支援していきたいと考えています。

日本は長期に渡る経済成長の低迷に苛まれ、また人口減少による労働者不足に悩んでいます。加速度的に革新するデジタル技術をいかに業務に応用するか、これを実現するためのDX人材の争奪戦は激化し、現存社員のスキル転換などの面でも課題は山積しています。加えて、災害やパンデミックなど突発的なネガティブ要因に対する業務継続性の確保や、昨今高まり続けるコンプライアンスリスクに対する透明性の確保や時代に則した制度設計なども急務となっています。こうした状況を背景に多くの企業が最新テクノロジーによる武装やスキル人材の確保、人件費抑制や事業継続リスクの排除などにおいて対応を迫られています。

このような課題に対し、豊富なメニューでお客様を支援するのが、私たちFCJのBPOの役割です。OCR処理やデータ入力、分析などを通じて情報のデジタル化を促進するデータプロセスサービス、アノテーションや機械学習評価などお客様のAI構築を支える機械学習サービス、CGや画像加工、DTPや電子書籍、またVR・AR・メタバースなどのバーチャル制作などを請け負うデジタル制作サービス、需要予測や販促計画立案、売上・返品予測などを強化するAI分析・予測サービス、さらには人事、経理、総務、購買、営業支援などを効率化・強化するバックオフィスサービス、そしてヘルプデスクやチャットボットを活用したコンタクトセンターサービスなど。BPOチームのビジネスメニューは極めて多彩であり、クラウドやRPA、AI、アナリティクスといった最先端のテクノロジー、ベトナムを始めとした国内外の強力なオペレーション人材によって、お客様の経営課題を解決します。

私たちBPOチームの強みのひとつは、情報整理の力。お客様から提供されるデータやヒアリング等を通じて把握する現場の情報をもとに、どこにどんな課題があるかを探し出し、どの課題がお客様の足かせとなっているかを整理・分析する力に長けています。また、提案力も強みのひとつと言えるでしょう。明らかとなった課題に対し、FCJが提供するBPOでどうお客様に貢献できるかをしっかり整理してまとめ、お客様にご提案していく力です。そしてリレーションを構築する能力も高いレベルで備えます。お客様と密なコミュニケーションを行っていくことはもちろん、コンサルタント自らの経理業務知識や人事労務に関わった経験などを活かし、お客様と専門的な内容にまで踏み込んだリレーションをつくっていきます。BPOチームはこうした力をさらに磨きながらビジネスを拡張させ、お客様のため、社会のために大きく貢献していきます。